ノボ・ノルディスクの開発中の週1回注射薬「カグリセマ」は、糖尿病患者を対象とした後期臨床試験で、推定平均12.4%の減量を達成した。イーライリリーのチルゼパチドは9.1%だった。カグリセマの1mg投与は、減量効果でチルゼパチド5mgを上回った一方、血糖値の低下効果では非劣性を示した。つまり、この指標で効果が劣らなかったことを意味する。カグリセマは、膵ホルモンのアミリンを模倣するカグリリンチドと、ウゴービの有効成分であるセマグルチドを組み合わせた薬剤である。同薬は、2030年以降に特許切れを迎えるウゴービの後継薬とみられている。今回の結果に先立ち、今年初めには、カグリセマが減量効果を直接比較した試験でリリーのゼップバウンドに及ばないという後退があった。