Blinkは9月19日、数十のカストディアルウォレットから攻撃者が資金を流出させたことを受け、ビットコインの高速決済レイヤーであるビットコイン・ライトニングネットワークのアプリを停止した。Blinkが秘密鍵を管理するカストディアルウォレットが対象となった。Sparkプロトコルを通じて自身で秘密鍵を管理するノンカストディアル利用者は影響を受けず、BlinkはSparkも関与していないと説明した。同社はサービスを一時停止し、緊急パッチを適用した後、土曜夕方までに運用を復旧。影響を受けたアカウントをすべて特定し、全額を補償するとした。Blinkは流出額を明らかにしていない。被害の抑制には、複数の承認を必要とするマルチシグ・コールドストレージと、規模の小さいホットウォレットの構成が寄与したという。攻撃経路はなお確認されていない。今回のインシデントは、ライトニング関連アプリで最近相次ぐセキュリティー・運用上の問題に加わるもので、一部地域でカストディアルサービスからの撤退を進めるBlinkの動きを加速させる可能性がある。