ブラジル中央銀行が毎週実施する民間エコノミスト調査で、2026年末の政策金利セリックの予想が従来の13.75%から13.50%へ引き下げられ、25ベーシスポイントの追加利下げが見込まれる形となった。中央銀行は先週、5会合連続でセリックを25ベーシスポイント引き下げ、13.75%とした。3月以降の累計利下げ幅は125ベーシスポイントとなった。エコノミストは2027年と2028年のセリック予想をそれぞれ12%、10.50%に据え置いたほか、2026年のIPCAインフレ率予想も4.92%で維持した。新たな調査では、2026年のGDP成長率予想が4週間前の1.95%から1.88%へ引き下げられ、年末の為替レート予想は1ドル=5.20レアルに据え置かれた。調査では2026年のセリック目標について140人が回答し、このうち77人が5営業日先の予想として13.50%を示した。政策当局は、目標を上回るインフレが鈍化し、世界的な価格ショックのリスクが続くなか、来月に大統領選を控え、金融政策を引き締めた状態に保つと表明している。