NEC、メタの米仏間海底ケーブル「ペタル」設計を主導

  • NECは米国とフランスを結ぶメタの海底ケーブル「ペタル」を設計・建設する。
  • ペタルは約7000キロにわたり、毎秒1ペタビットの通信容量を実現する設計である。
  • 住友電気工業が光ファイバーを供給し、2029年の運用開始を目標とする。

NECは、メタが米国とフランスを結ぶ約7000キロの海底ケーブル「ペタル」のシステム設計と建設を統括し、住友電気工業が光ファイバーを供給する。システムの設計容量は毎秒1ペタビット、すなわち毎秒1000兆ビットで、同容量に達する初の大西洋横断ケーブルとなるほか、海洋横断ルート全体でマルチコア光ファイバーを採用する初のケーブルとなる。メタによると、この設計により、消費電力や物理的な機器を比例的に増やすことなく、既存の最先端の大西洋横断ケーブルの約2倍の容量を実現できるという。運用開始は2029年を目標とし、フランス大西洋岸への陸揚げではオレンジが支援する。NECによると、ペタルには障害発生後の保守を容易にすることを狙った、耐障害性の機能と給電方式が盛り込まれる。AIとクラウドの成長により、大陸間インターネット通信の約99%を担う回線への需要が高まるなか、このプロジェクトは拡大するメタの海底ケーブル戦略に日本の産業技術を加えるものとなる。メタ株はこれまでに約6.2%上昇して700ドルとなり、2026年2月以来初めてこの水準に達した。ウェルズ・ファーゴは、AIアシスタント「ミューズ」を含むAI製品の勢いを理由に、目標株価を640ドルから796ドルに引き上げた。ペタルはメタの「プロジェクト・ウォーターワース」や「オーロラ」システムを補完するもので、投資家は同社のAIインフラ投資、利益率、収益化を見極めている。

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