ウラジーミル・プーチン大統領率いる統一ロシアは、ロシア議会選で58%超を獲得し、下院で4分の3超を支配する見通しとなった。一方、欧州連合(EU)は、モスクワが占領し違法に併合したウクライナ領での投票を非難し、関与した個人や団体への制裁を警告した。選挙は日曜日に終了し、投票率は60%に近づいた。ロシアが2022年にウクライナへ侵攻して以来、初の議会選であり、同年後半に奪取・併合した4地域が投票対象に含まれた。EUとウクライナは、クリミア、ドネツク、ルハンスク、ザポリージャ、ヘルソンをロシアが違法に占領している地域とみなしている。情報筋は、議会選の対象となった4地域と、5地域すべてで実施されたより広範な選挙を区別している。ロシアで唯一登録された反戦政党ヤブロコは、投票用紙から外された後、全国議席を獲得できなかった。国際監視団も参加を認められなかった。アナリストは、モスクワが選挙結果を戦争継続への支持と受け止める可能性があり、動員や弾圧、戦闘の激化につながる恐れがあると警告した。一方、市場ではロシア軍がスロビャンスクに進入する確率が低下したと伝えられた。