パラマウント・スカイダンス、ワーナー買収巡る12州訴訟で和解

  • パラマウントは、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー買収を巡る12州の反トラスト訴訟を解決することで和解した。
  • 買収額は最新の説明で1110億ドルとされ、これまでの報道では810億ドル、1100億ドルと評価されていた。
  • カリフォルニア州当局とハリウッド関係者は、労働者や競争への影響について和解を大きく異なる形で評価した。

パラマウントは、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの買収を巡る12州の反トラスト訴訟を解決し、買収を進めることで合意した。最新の説明では取引額は1110億ドルで、これまでの報道では810億ドルとされ、ロイターは債務を含めて1100億ドルと評価していた。和解には裁判所の承認が必要で、国内映画への支出、制作目標、独立系映画、従業員支援、労働協約、ケーブルチャンネルを巡る交渉、CNNとCBSの編集上の安全策に関する確約が盛り込まれた。パラマウントは合意により前進への道筋が開かれたと表明した。一方、カリフォルニア州司法長官のロブ・ボンタ氏は、合意内容は合併を支持するものではないと述べた。ギャビン・ニューサム知事は、カリフォルニア州の労働者とクリエイティブ経済にとって勝利だと評価したが、俳優のマーク・ラファロ氏は合意を批判し、エリソン家とトランプ大統領とのつながりに言及した。ロサンゼルス市長のカレン・バス氏は、買収を巡る不透明感がすでに雇用喪失の一因になっていると述べた。こうした反応は、ロサンゼルスで映画・テレビ制作が減少していることへの幅広い懸念を反映している。海外の税制優遇措置や低い人件費によって撮影が国外に移り、数万人分の雇用が失われている。合併に批判的な関係者は、業界再編によってさらなる雇用喪失や作品数の減少、競争の低下、消費者の負担増につながる恐れがあると引き続き警告している。

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