ビットコインは8月3日の終値6万3520ドルから、49日後に日中高値8万7395ドルまで上昇し、37.6%の上昇率を記録した。時価総額は4750億ドル増加した。IBMの会長兼最高経営責任者(CEO)であるアービンド・クリシュナ氏が、量子コンピューターは3〜4年以内にビットコインの暗号技術を脅かす可能性があると警告した後、ジム・クレイマー氏は保有分をすべて売却すると述べていた。ビットコインはその後、8万5500ドル近辺で取引され、クレイマー氏の売り推奨時点からの上昇率は約35%となった。9月21日には、仮想通貨デリバティブで10億ドル超のポジションが清算され、そのうち約8億5000万ドルをショートポジションが占めた。原油価格と米国債利回りの低下を受けたリスク選好の改善や、ショートポジションの強制的な買い戻しも、上昇の背景となった。価格上昇は、クレイマー氏がビットコインを売却したかどうかや、2029〜2030年ごろを見込む量子計算による安全性への懸念が誤りであることを示すものではない。