トランプ大統領は、米国の平均価格が1ガロン当たり6.51ドルに達したことを受け、ディーゼル輸出の禁止を支持すると表明した。GasBuddyによると、価格は過去最高となった。提案を巡っては上院共和党内で意見が割れており、チャック・グラスリー上院議員ら農業州選出議員が規制を支持する一方、産油州の共和党議員はその案をその場しのぎだと批判している。上院共和党トップのジョン・スーン院内総務は提案に前向きだが、輸出禁止によって地域ごとの供給が引き締まり、製油所の稼働が低下し、燃料市場がゆがむ恐れがあるとの懸念は残っている。ディーゼル価格は、ロシアの製油所への攻撃やイランとの戦争、ロシア・ウクライナ戦争に関連する世界的な混乱を背景に上昇しており、2026年の中間選挙を前に、農家やその他の有権者からの圧力が強まっている。アイオワ州選出のアシュリー・ヒンソン下院議員は、ガソリン税の一時停止と、エタノール混合率の高い燃料に対する規制緩和に加え、ディーゼル輸出の一時停止を支持した。政権内でも意見は割れており、ダグ・バーガム内務長官は輸出禁止で価格が下がるのか疑問を呈する一方、ブルック・ロリンズ農務長官は政府の措置が近く発表される可能性があると述べている。