トランプ大統領は火曜日、ニューヨークで開かれた国連総会に合わせた式典で、デンマークおよびグリーンランドと3者安全保障協定に署名した。協定は1951年の米・デンマーク間のグリーンランド防衛協定を基盤とし、自治領であるグリーンランドの役割を拡大する。グリーンランドに米軍基地を2カ所新設するほか、グリーンランドの安全保障体制への米国による恒久的なアクセスや、旧トゥーレ空軍基地であるピトゥフィク宇宙基地における権限の拡大を盛り込んだ。また、NATO非加盟の敵対国がグリーンランドに軍事基地を設置したり、人員を展開したりすることを禁じ、重要鉱物を含む機微な分野への外国投資を審査する制度も導入する。グリーンランドの領土を米国に移転する内容ではない。トランプ氏が北極圏の島を掌握すると脅し、欧州の同盟国との関係を緊張させた数カ月に及ぶ対立は、これによって終結する。