アリババ、「Zhenwu V900」AIチップ投入 エヌビディアに対抗

  • アリババは、大規模な計算処理向けにTヘッドのAIアクセラレーター「Zhenwu V900」を投入した。
  • アリババによると、V900の演算性能は「Zhenwu M890」の3倍である。
  • アリババは、2032年までに世界のクラウドデータセンター容量を20ギガワット超へ拡大する目標を掲げている。

アリババは、半導体部門Tヘッドが開発したAIアクセラレーター「Zhenwu V900」を発表した。同社は、これまでに国内で開発したチップとして最も高性能だと説明している。アリババ・グループの呉泳銘最高経営責任者(CEO)は、AIへの顧客需要が極めて強いと述べ、アリババクラウドがインフラ開発に全面的に取り組み、2032年までに世界のデータセンター容量を20ギガワット超へ拡大する目標を示した。発表を受け、香港市場で22日、アリババW株は一時4%超上昇。その後は3.82%高の116.9香港ドルで取引され、売買代金は68億2500万香港ドルとなった。Tヘッドによると、V900の演算性能は「Zhenwu M890」の3倍で、最先端モデルの訓練向けに最大50万基のアクセラレーターを接続するクラスターに対応する。アリババはまた、3年間でAI能力に530億ドル超を投じる方針を示し、8月の香港での追加公募増資を通じて約102億ドルを調達したほか、5兆〜10兆パラメーターのモデル開発を計画している。同社のより広範な戦略は、計算能力の拡大、自社開発チップ、大規模モデルを組み合わせるものだ。Tヘッドは年間チップ出荷量の拡大に向けた準備を進め、上場も計画している。

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