元OpenAI研究者のディオゴ・アルメイダ氏が創業したスタートアップのTypeSafeAIは、Jevへのアクセスを一般公開し、待機リストを撤廃するとともに、新規ユーザーに5ドル分のクレジットを提供した。9月15日に披露されたJevは、文章やコードの生成ではなく、迅速な判断を目的に設計されている。コンテンツを分類し、スコアを付け、条件を満たしているかどうかを推定する。TypeSafeAIは、迅速で直感的な意思決定という概念にちなみ、Jevを「System One Model」と呼んでいる。社内テストでは、Jevは27件の判断タスクを0.114秒、0.0001ドルのコストで完了した。一方、OpenAIのモデルは8.566秒、0.0139ドルを要した。TypeSafeAIによると、Jevは速度で約75倍、コストで170分の1である。ただし、これらの数値は同社が自己申告したもので、外部による検証が必要となる。Jevは事実に関する質問やクローズドエンドの質問を受け付け、70~500ミリ秒で確率を推定する。入力料金は100万トークン当たり0.042ドルで、出力は無料である。同社によると、開発者は個別に学習させるのではなく、自然言語で判断基準を変更することで、Jevを複数のタスクに適応させられる。ビットコイン価格のテストでは、Jevはバイナンスの1分足が2027年までに8万5000ドルに到達する確率を55%とした。9万ドルは48%、10万ドルは34%だった。一方、Polymarketが示した8万5000ドルの同じ条件での確率は81%だった。9月16日、Monadの最高AI技術責任者であるジャロッド・ワッツ氏は、Jevを価格データに接続し、Kuruチェーンの注文板に約300ミリ秒ごとに指値注文を送る取引ボットを構築した。このボットは、jarrodwatts/jev-traderとしてGitHubでオープンソース化された。