英政府の公的部門純借入額(公的部門銀行を除く)は2026年8月に183億ポンドとなり、市場予想の155億ポンドを上回った。名目ベースでは、8月として過去2番目の高水準である。4月から8月までの借入額は合計773億ポンドとなり、直前4カ月の上方修正を受け、英予算責任局(OBR)の予測を81億ポンド上回った。税収が堅調だった一方、モノ・サービスへの支出やインフレ連動型の社会保障給付が増え、相殺された。その結果、経常予算の赤字は519億ポンドとなり、OBR予測の471億ポンドを上回った。政府は2029/30年度までに経常予算を均衡させる方針だが、債券市場の変動で政府の借入コストが上昇しており、今回の統計を受け、来月の予算案を前にジョン・ヒーリー財務相への圧力が強まっている。