台湾の季節調整済み失業率は2026年8月、7月の3.33%から3.32%へ小幅に低下した。一方、季節調整前の失業率は3カ月連続で上昇し、3.41%となった。上昇は企業の労働需要の悪化ではなく、毎年の新卒者の流入を反映したものだった。初めて職を探す人は3000人増えた一方、企業の事業縮小・閉鎖、前職への不満、季節雇用や臨時雇用の終了に伴う失業者は減少した。失業者数は41万1000人で、7月から2000人増えたものの、前年同月比では4000人減少した。就業者数は1165万5000人に増加し、労働参加率は59.69%と、8月としては32年ぶりの高水準に達した。若年失業率は11.74%と高止まりした。台湾の主計総処(DGBAS)は、新卒者の就職が進み、学生が夏季の労働市場から退出することで、9月には失業率が低下する見通しを示した。台湾は10月から非標準雇用の統計の公表も開始する。