公的部門銀行を除く英国の公的部門純借入額は、2026年8月に183億ポンドとなり、市場予想の155億ポンドを上回った。予算責任局(OBR)の予測も35億ポンド上回った。4月から8月までの借入額は合計773億ポンドで、OBRが3月に示した予測を81億ポンド上回った。一方、政府債務残高は2兆9850億ポンドに増加した。8月として過去最高となる88億ポンドの債務利払いと福祉支出の増加が、税収の伸びにもかかわらず財政への圧力を強めた。今回の数値を受け、10月28日の予算案を控えるジョン・ヒーリー財務相への圧力が強まっている。エコノミストからは、政府の財政余地を回復するには増税または歳出抑制が必要になる可能性があるとの見方が出ている。