EU中銀、ステーブルコイン規制強化を要請 テザーはMiCA認可申請を見送り

  • 欧州の中央銀行はブリュッセルに対し、ステーブルコインの報酬制限を貸し出しやステーキングにも拡大するよう求めた。
  • MiCAは、重要なステーブルコインの発行者に対し、準備資産の60%を銀行預金で保有するよう義務付けている。
  • ESCBは、流動性に基づく準備資産要件と、暗号資産サービス提供者に対するESMAの監督を提案した。

欧州の中央銀行はブリュッセルに対し、MiCAが定めるステーブルコインへの報酬付与禁止を維持し、利息と同様の経済効果を生む暗号資産の貸し出し、借り入れ、ステーキングサービスにも適用するよう求めた。欧州中央銀行制度(ESCB)はまた、MiCAの固定的な銀行預金準備比率を、流動性に基づく要件に置き換えることや、すべての暗号資産サービス提供者の監督を欧州証券市場監督局(ESMA)に移管することを提案した。今回の勧告は、テザーのパオロ・アルドイノ最高経営責任者(CEO)が、重要なステーブルコインに課された準備資産の60%を銀行預金で保有する要件を理由に、EUでの認可申請を見送ったと明らかにしたことを受け、MiCAの準備資産規則を巡る対立に拍車をかける。テザーはMiCAに基づく認可を受けておらず、規制対象の欧州仮想通貨プラットフォームでUSDTを利用できる範囲が限られている。

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