ビットコインは一時、数カ月ぶりの高値となる8万7374ドルを付けた後、8万5098ドルまで下落し、その後8万6000ドルを回復した。年初来では2%強の下落となっているものの、週間では2桁台の上昇を維持した。時価総額は約1兆7300億ドルで、仮想通貨市場全体の時価総額を3兆ドル超に保つ一因となった。レバレッジが回復するなか、仮想通貨市場全体の建玉は1590億ドルを超えた。一方、ビットコインの清算は前日から大幅に減少した。24時間でショートポジション1億7100万ドル超が清算され、ビットコイン関連の清算総額は1億6800万ドルを超えたが、月曜日の5億ドル超からは減少した。ビットコインが米上院による市場構造法案「CLARITY Act」の審議停滞を受けて7万7000ドルから8万ドルへ上昇して以降、上昇基調は続いている。米商品先物取引委員会(CFTC)が仮想通貨市場の規則案をホワイトハウスに提出したとの報道がセンチメントの改善に寄与したほか、地政学的緊張が続くなかでも週末の買いがビットコインを8万1000ドル超へ押し上げた。ジェームズ・バン・ストラテン氏によると、ビットコイン・金比率は週間で7.55%上昇し19.94となった。ビットコインが金を相対的に上回ったことを示している。