ハンガリー・アゼルバイジャン中銀、インフレリスク続くなか金利据え置き

  • ハンガリーは2026年に4回利下げした後、政策金利を5.5%に据え置いた。一方、アゼルバイジャンは4会合連続でディスカウントレートを6.5%に維持した。
  • アゼルバイジャンの外貨準備高は32.9%増加して過去最高の153億ドルとなり、ハンガリーのフォリントは今年、ユーロに対して5.8%上昇した。
  • ハンガリーは高まる世界的リスクとエネルギー価格の圧力に言及した。アゼルバイジャンは、今後の政策がインフレ、為替情勢、銀行の流動性に左右されるとした。

ハンガリー国立銀行は2026年9月の会合で、今年4回の利下げに続き、政策金利を5.5%に据え置いた。一方、アゼルバイジャン共和国中央銀行は2026年9月23日、4会合連続でディスカウントレートを6.5%に維持した。ハンガリーの8月インフレ率は7月の1.2%から1.3%に上昇したが、2%~4%の目標レンジを下回った。アゼルバイジャンの前年比インフレ率は5.8%から5.7%に鈍化し、コアインフレ率は5.1%となるなか、目標レンジ内にとどまった。アゼルバイジャン中銀は、過剰流動性を背景に銀行間取引を促すため、金利コリドーの上限を7.5%に維持したまま下限を5%に引き下げた。フォリントは今年、ユーロに対して5.8%上昇し、アゼルバイジャンの外貨準備高は2026年最初の8カ月間に32.9%増加して過去最高の153億ドルとなった。両中銀は世界のエネルギー価格などの外部リスクに言及した。アゼルバイジャン中銀は、今後の判断がインフレ、為替情勢、銀行の流動性に左右されるとした。

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