スウェーデン選挙不正疑惑、11議席で再選挙の恐れ

  • スウェーデン検察当局、ボルレンゲで選挙不正の可能性を巡る捜査を再開
  • ダーラナ州は国会議員11人を選出、全国結果は176議席対173議席
  • 選挙審査委員会は3カ月以内に再集計または再選挙を命じることが可能

スウェーデン検察当局は、ダーラナ州ボルレンゲで数百人の有権者が、左翼党候補で同党の個人得票で予想外に首位に立ったモハメド・アブドゥカディル・アリ氏にあらかじめ印を付けた投票用紙を使ったとの報道を受け、選挙不正の可能性を巡る予備捜査を再開した。9月1日に開始され、証拠不足でいったん終了していた捜査を受け、スウェーデン選挙審査委員会が州内での再集計または再選挙を命じる可能性がある。ダーラナ州では国会議員11人を選出する。9月13日の選挙では、中道左派の野党が176議席を獲得し、右派勢力の173議席を上回った。ダーラナ州では中道左派が6議席、右派が5議席を獲得した。検察官のオスカル・エドバルドソン氏は、新たな情報により捜査再開の正当な理由が生じたと述べたが、容疑者は特定されておらず、捜査は初期段階にある。アリ氏は疑惑を否定した。スウェーデンの国会議員選挙で再選挙が実施されれば前例のない事態となり、再選挙は3カ月以内に行う必要がある。中部スウェーデン大学のニクラス・ボーリン氏は、州の結果が変わったとしても全国の勢力均衡が変化する可能性は低いと指摘した。

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