ブラジル政府は、2026年の経済成長率見通しを7月時点の2.3%から2.0%に引き下げた。農業の見通し改善では、サービス業と鉱工業生産の予想下振れを補えないとしている。財務省経済政策局は2027年のGDP成長率見通しも2.5%から2.3%に下方修正した。金融緩和サイクルがより緩やかになるため、景気回復の一部が後年にずれ込むと見込んだ。財務省は2028~2030年の平均成長率を2.6%と予想している。2026年のインフレ率見通しは5.1%から4.9%に引き下げた一方、2027年は3.6%から3.8%に引き上げた。エルニーニョ現象の影響が強まり、来年の収穫に影響するためだ。これらの見通しは、今週後半に公表予定の歳入・歳出見積もりの基礎となる。政府の予測は市場予想をなお上回っている。