パイロンテック、588Ah・601Ah LFPセル量産開始

  • パイロンテックは588Ah・601Ahの角形LFPセルの量産を開始した。
  • 601Ahセルは425.8Wh/Lのエネルギー密度、1万2000サイクル超の寿命、96.5%の効率を実現する。
  • パイロンテックは同セルを6.25MWh・8MWhの「PyOcean」システムに導入する計画である。

パイロンテックは2026年9月21日、エネルギー貯蔵システム向けの588Ah・601Ah角形LFPセル(リン酸鉄リチウム電池セル)の量産を、合肥工場で開始した。すでに100MWh超を生産しており、同セルは次世代の6.25MWh・8MWh「PyOcean」システムに組み込まれる。両システムはプロジェクト向けに納入される計画である。601Ahセルは425.8Wh/Lのエネルギー密度、1万2000サイクル超の寿命、96.5%のエネルギー効率を実現する。パイロンテックによると、容量の向上により必要なセル数と接続数が減り、より小型のシステム、統合の簡素化、ライフサイクル経済性の改善につながる。生産では主要工程を完全自動化し、120台超の産業用ロボットと180セットのスマート製造設備を活用している。同社の製造管理システムは工程全体を通じて生産・品質データを記録し、エンドツーエンドのトレーサビリティーを確保する。今回の拡張は、揚州や寧夏のシステムを含む中国・欧州のプロジェクトを通じて、パイロンテックが大規模エネルギー貯蔵事業を拡大する中で実施された。

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