NZドル、0.567ドルに下落 米利上げ観測でドル高進む

  • ニュージーランドドルは約0.567ドルに下落し、米ドルは約2カ月ぶりの高値を付けた。
  • 市場が織り込む10月のRBNZによる3.0%への利上げ確率は75%となった。
  • 予想を上回るPMIがインフレ懸念とFRBの追加利上げ観測を強めた。

ニュージーランドドルは木曜日、米ドル高に押されて0.567ドル前後に下落し、11週間ぶりの安値近辺で推移した。米ドルは、予想を上回る購買担当者景気指数(PMI)を受けてインフレ懸念が強まり、米連邦準備制度(FRB)の追加利上げ観測が高まったことで、約2カ月ぶりの高値を付けた。複数のFRB当局者がすでに根強いインフレリスクへの懸念を示すなか、リッチモンド連銀のトム・バーキン総裁は、インフレショックが和らぐまでには時間がかかる可能性があると述べた。米国のタカ派的な金融政策見通しは、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)が10月会合で3回目の利上げに踏み切るとの見方の強まりを上回る重しとなった。アンナ・ブレマン総裁が、原油価格の上昇が続けば短期的なインフレ率が中銀の最新予測を上回る可能性があると警告したことを受け、市場が織り込む政策金利3.0%への利上げ確率は75%となった。景気回復が一様ではないとの見方を強調したことは、インフレに対応しながら脆弱な国内成長を支えるという課題を浮き彫りにした。

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