Zcashが提案するNU7アップグレードでは、資金の使用に必要なバージョン4のトランザクションを無効化するため、旧来のSproutシールドプールにあるZECが利用不能になる可能性がある。この提案によってコイン自体が消去されるわけではなく、将来のアップグレードで回収できる可能性もあるが、保有者が二度とアクセスを取り戻せない恐れがあると警告している。NU7は10月6日にテストネットで有効化される予定で、11月5日のメインネット開始を目指すかどうかを10月20日に決定する。アップグレードではブロック間隔を75秒から25秒に短縮し、投票結果を受けて半減期を維持するほか、ZIP-218、ZIP-234(alt)、ZIP-235を盛り込む。Zcashの共同創業者であるイーライ・ベン=サッソン氏は別途、プライバシーと耐量子セキュリティーが手頃な価格で使いやすいものになれば、仮想通貨における基本要件になる可能性があると述べた。Zcashのシールド取引は1週間で6万2379件に達し、2022年以降で最多となった。報告されたZEC価格は計測時点によって異なり、古い報告では1627.82ドル、新しい報告では15.96ドルだった。