OpenAIは、Patreon共同創業者で元社長兼最高技術責任者(CTO)のサム・ヤム氏を、新設するクリエイタープロダクト部門の責任者に起用した。Patreonの元プロダクト責任者ドリュー・ラウニー氏と元エンジニアリング責任者シャノン・マー氏も加わる。ヤム氏が9月23日に就任を発表した。今回の起用により、2013年以降にクリエイターへ100億ドル超を届けてきたPatreonのクリエイター向けサブスクリプション・プラットフォームでの経験がOpenAIにもたらされ、クリエイター向け製品に注力する同社の取り組みを後押しする。OpenAIは部門の製品について明らかにしていないが、ヤム氏はクリエイターとともに開発し、クリエイターやそのコミュニティー向けの新たなツールへの早期アクセスを提供する計画だと述べた。今回の人事は、OpenAIで経営陣の刷新が進む中で行われた。同社は2026年に株式を公開する計画はないとしている。今回の起用が成長や企業価値、将来的な新規株式公開(IPO)に向けた準備を支える可能性があるとの市場の見方は、なお将来を見据えた解釈にとどまる。OpenAIが近く開催するDevDayで、部門の取り組みが初めて示される可能性がある。