NYSEグループとBlockchain.comは、ニューヨーク証券取引所(NYSE)が計画するデジタル代替取引システムを通じ、Blockchain.comのユーザーにトークン化された米国株と上場投資信託(ETF)を提供する可能性を検討する覚書を締結した。取引市場はまだ稼働しておらず、必要な規制当局の承認を引き続き必要とする。開始日は発表されていない。インターコンチネンタル取引所(ICE)傘下のNYSEは、このプラットフォームについて、24時間365日の取引と即時のオンチェーン決済を想定していると説明している。トークン化株式は、上場株式に連動する持分を表すブロックチェーンベースのトークンである。今回の合意は、Blockchain.comの世界的な顧客基盤を通じて、仮想通貨に親和性の高い投資家へのNYSEのリーチを広げることを目的とする。また、データ配信を相互に拡大する計画も盛り込んだ。ICE Data ServicesはBlockchain.comの仮想通貨市場データと分析を購読者に提供する計画で、Blockchain.comは選定したNYSEとICEのデータフィードを自社アプリと仮想通貨に特化したAIアシスタント「June」に追加する方針である。Blockchain.comによると、2011年以降、9500万超のウォレット、4400万超の認証済みアカウントをサポートし、仮想通貨取引額は1.1兆ドルを超えている。