イラン、安全航行で沿岸国と合意 ホルムズ海峡緊張で米合意遠のく

  • イランは、オマーンを含む周辺沿岸国との間で、ホルムズ海峡を通る安全航路について了解に達したと発表した。
  • 海運量は戦前の約38%に落ち込む一方、9月30日までに米国とイランが合意に達する確率は予測市場でYESの5.5%に低下した。
  • 海峡はなおイランの管理下にあり、全面的には再開されていない。サファビ氏は、米国の新たな行動が紅海やバブ・エル・マンデブ海峡方面に拡大する可能性があると警告した。

イラン外務省は、オマーンを含む周辺沿岸国との間で、ホルムズ海峡を通る安全航路について了解に達したと発表した。ただ、海峡は全面的には再開されておらず、なおイランの管理下にある。イラン最高指導者の軍事顧問を務めるヤヒヤ・ラヒーム・サファビ少将は、米国が新たな軍事行動に出れば、紅海やバブ・エル・マンデブ海峡に拡大する可能性があると警告した。予測市場では、9月30日までに米国とイランがホルムズ海峡を巡る合意に達する確率がYESで5.5%となり、前回報道の7.3%から低下した。イランは、米国が脅迫と侵略をやめること、軍を撤退させること、制裁と海上封鎖を解除すること、戦争被害を補償すること、凍結資産を解放することなど、6つの条件を満たす必要があるとしている。2026年2月に米国とイスラエルがイランの権益に対する軍事作戦を開始して以降、海運量は戦前の約38%に落ち込んでいる。イランは、オマーンとの手続き上の接触と、米国との実質的な交渉を区別している。一方、米国は海峡が封鎖されているとのイランの主張に異議を唱えている。

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