Bird.comは、J.P.モルガン主導で4億5000万ドルの借入による資金調達を完了し、米国で事業を拡大して成長するエージェント経済を見据える中、刷新した「Agentic Harness」を立ち上げた。調達は4億ドルのタームローンと5000万ドルのリボルビング・クレジット枠で構成され、既存株主に流動性を提供する配当リキャピタライゼーションとして組成された。既存株主には、株式を保有する現職および元従業員も含まれる。Birdは業務の大幅な自動化を進め、従業員数をピーク時の1000人超から現在の120人に削減した結果、2025年に1億6500万ドルのEBITDAを計上した。同社によると、自動化によって生産性が向上し、顧客向け価格も低下した。一部のチャネルでは、コストが競合他社を90%下回るという。刷新されたプラットフォームは、規制対応とコンプライアンスを重視したエージェント実行環境であり、AIエージェントはカスタム連携なしに、メッセージの送信、通話の発信、メールの管理、Birdのネットワーク上でのeSIM電話プランの取得を行える。エージェントは、ソフトウェアの接続に使われる技術プロトコルを通じて、Birdの各システム上の情報を作成、更新、管理できるため、開発者による手作業や人間によるログインが不要になる。Birdによると、同社のエンドツーエンドのエージェントアクセスは、Twilioなどの競合他社を上回る広範なものだという。プラットフォームはChatGPT、Claude、Cursorなど、複数の主要AIモデルにも対応する。Birdはロバート・ヴィス氏が2011年に創業した。ニューヨークとアムステルダムに本社を置き、150カ国以上でメール、SMS、WhatsApp、音声、RCS向けの通信インフラを単一のAPIで提供している。