米プライベートエクイティ(PE)投資会社ヘルマン&フリードマンは、シカゴに本社を置く保険ソフトウエア企業Applied Systemsの売却を検討している。企業価値は最大100億ドルとなる可能性があると、事情に詳しい関係者が明らかにした。同社はJPモルガンとゴールドマン・サックスを起用しており、買い手候補から関心が寄せられている。Applied Systemsは保険代理店や保険ブローカー向けに、顧客関係管理、保険契約管理などの業務ソフトウエアを提供している。関係者の1人によると、同社の年間EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は5億5000万ドルを上回る。ヘルマン&フリードマンは2014年初め、ベイン・キャピタルからApplied Systemsを約18億ドルで買収した。今回の取引が実現すれば、今年最大級のソフトウエア買収案件となり、成熟したソフトウエア資産に対する投資家の需要が試される。今回の協議は、低調な時期が続いた後、ソフトウエア業界で売却案件がここ数週間増加していることや、スポンサー主導の他の売却候補が浮上していることを背景に進んでいる。