日銀、インフレ圧力高まり来年6月までに政策金利2%へ

  • 桜井真氏は、広がるインフレ圧力に対処するため、日銀は利上げを続けるべきだと述べた。
  • 日銀は9月、政策金利を31年ぶりの高水準となる1.25%へ引き上げた。
  • 桜井氏は、政策金利が年末までに1.5%、来年6月までに2%に達すると予想している。

日銀はインフレ圧力の広がりを受け、約3カ月に1回のペースで利上げを続け、来年6月ごろまでに政策金利を2%に引き上げると、元日銀審議委員の桜井真氏が述べた。日銀は9月に政策金利を31年ぶりの高水準となる1.25%へ引き上げ、インフレ率が目標の2%を上回るのを防ぐことに一段と軸足を置いている。日本の原油輸入コストは、米国による2月のイラン攻撃前の水準から約70〜80%上昇している。円安とAI関連の旺盛な需要が製造業の利益を支え、物価上昇圧力も強めている。桜井氏は、消費者物価の上昇率が年末から来年初めにかけて3%を上回ると予想している。日銀が10月に物価見通しを上方修正した後、次の利上げは12月が最も有力だが、見通しの修正幅が特に大きければ10月の利上げに踏み切る可能性もあるという。桜井氏は、政策金利が年末までに1.5%、2027年第1四半期に1.75%、来年6月までに2%に達すると予想している。一方、インフレ率が3%近辺で推移すれば、最終的な政策金利はさらに高くなる可能性があると指摘した。また、ハト派の反対票を投じる委員がいても追加利上げが必ず阻止されるわけではないが、利上げペースを速めても円を大きく支える効果は期待できないと述べた。高市早苗首相が拡張的な財政政策を続ける限り、投資家は円と日本国債を売り続けるとみられている。

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