米国債売り、利回りと住宅ローン金利が数年ぶり高水準

  • 米国債利回りは急上昇した後、金曜日に10年債利回りが5.17%に低下した。
  • 10年債利回りは3営業日で約23ベーシスポイント上昇し、約5.20%となった。
  • 米国債入札では2年債の需要が堅調だった一方、5年債の需要は予想外に低迷した。

米国債の急落で借り入れコストが上昇し、株式相場に圧力がかかった。10年債利回りは日中に5.223%、30年債利回りは5.501%まで上昇した。指標となる10年債利回りは、直前の3営業日で約23ベーシスポイント上昇して約5.20%となった後、原油価格の下落が一定の安心感をもたらし、金曜日には5.17%に低下した。30年固定住宅ローン金利の平均は7.45%に上昇し、6カ月間で150ベーシスポイント上昇、2023年以来の高水準となった。ダウ工業株30種平均は161.61ドル(0.31%)安の5万1349.98ドルと、3営業日続落した。市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)の次回会合で25ベーシスポイントの利上げが決まる確率を約70%と見込んでいるほか、翌年にさらに25ベーシスポイントの利上げが3回実施されることをスワップ市場が織り込んでいる。火曜日の2年債入札では需要が堅調だった一方、5年債入札では予想外に需要が低迷した。根強いインフレや底堅い経済活動、米国の財政見通しを巡る投資家の懸念が浮き彫りになった。

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