サウジ原油輸出、9月に日量528万バレルへ回復 東西パイプライン復旧はなお不完全

  • サウジアラビアの原油輸出は2026年9月、日量528万バレルに達した。
  • タンカー追跡データは、輸出増加の要因としてホルムズ海峡経由の輸送拡大を示した。
  • ヤンブーでの積み込みが停止する一方、東西パイプラインの輸送量は通常水準を下回ったまま増加を続けた。

サウジアラビアの原油輸出は2026年9月、日量528万バレルに達し、2月下旬に始まった米国とイランの軍事衝突以降で最高水準となった。タンカー追跡データによると、輸出の回復は、ヤンブーでのタンカーへの積み込みが停止し、東西パイプラインの輸送量が通常水準を下回る中、ホルムズ海峡経由の輸送が急速に拡大したことが要因となった。8月の輸送量は、ドローン攻撃でパイプラインが混乱した後、日量240万〜300万バレルに落ち込んでいた。サウジアラムコは貨物を湾岸ターミナルへ振り向け、オマーンのソハールでは船舶間移送を利用した。一方、予測市場の価格形成からは、9月30日までに全面再開するとの見方への確信が低下した。

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