クラスノダール、ドローン攻撃で穀物輸出に支障 非常事態宣言

  • クラスノダール地方のベニアミン・コンドラチェフ知事は、ウクライナのドローン攻撃を受けて非常事態を宣言した。
  • クラスノダール地方では今年、穀物・豆類を1140万トン収穫した。
  • ロシアは黒海の航行を巡る外交協議が再開する中、代替的な穀物輸送ルートを模索している。

ロシア南部クラスノダール地方は9月24日、ウクライナによるドローン攻撃で物流インフラが混乱し、港湾業務が停止、穀物輸出に支障が出たことを受け、非常事態を宣言した。この措置により、被害を受けた当事者は補償を受けられる。クラスノダール地方のベニアミン・コンドラチェフ知事は、攻撃によって農業生産者が収穫の大部分を販売できず、ロシア国内の穀物市場の供給過剰につながったと述べた。クラスノダール地方では今年、穀物・豆類を1140万トン収穫し、2025年を約200万トン上回った。同地方の主要港湾都市で、ロシア産の原油や石油製品、穀物の重要な輸出拠点でもあるノボロシースクは、ウクライナのドローン攻撃をたびたび受けている。ロシアとウクライナはここ数カ月、黒海で互いの穀物輸送船への攻撃を強めており、世界価格を押し上げている。クレムリンは、黒海を通じた穀物の安全な輸送に関するトルコの提案を巡り、外交協議が続いていると明らかにした。一方、ロシアは代替輸出ルートを模索している。トルコと国連は2022年7月、黒海穀物イニシアチブの仲介を支援したが、ロシアは翌年、自国の食料・肥料輸出が深刻な障害に直面しているとして離脱した。

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