キルギス共和国国立銀行(NBKR)とCertiKは2026年9月9日、ビシュケクで覚書(MoU)を締結した。NBKRが進める中央銀行デジタル通貨(CBDC)構想「デジタルソム」の安全性と、デジタル資産の監督を巡る協力体制を構築する。枠組みは、サイバーセキュリティー、ブロックチェーンのセキュリティー、形式検証、リスク管理、AML/CFT、取引監視、カストディ、技術標準、ライセンス要件、業務の強靱性、規制監督、研修、知識共有を対象とする。両者はCertiKの「監督・コンプライアンス」ソリューションの活用を検討する可能性があるが、導入契約は締結されておらず、MoUがCertiKに免許や認可を与えるものでもない。これとは別に、CertiKはオープンソースの分散型技術を推進するLinux Foundationの取り組みであるLF Decentralized Trust(LFDT)に加盟し、セキュリティー調査、形式検証、監査の専門知識を提供する。CertiKによると、同社の調査では2025年にWeb3関連で35億5000万ドル、2026年上半期には344件のインシデントで13億1000万ドルの損失が記録された。