ムーンペイは、プライベート市場向けにテクノロジーと規制対象の証券仲介サービスを提供するノース・キャピタル・インベストメント・テクノロジーを買収する正式な合併契約を締結した。買収完了後、ノース・キャピタルはムーンペイの完全子会社となり、ムーンペイの金融インフラに証券仲介、投資助言、清算、カストディ、エスクロー、流通市場取引の機能が加わる。株式交換による取引額は6000万ドル超と報じられているが、両社は金銭的条件を開示していない。ノース・キャピタルのプラットフォームでは、プライマリー市場とセカンダリー市場で合計87億ドル超の取引量を支援してきたほか、同社のPPEX代替取引システムでは1250超の承認済み資産を取り扱っている。ノース・キャピタルはまた、SEC(証券取引委員会)登録の証券会社、代替取引システム、トランスファーエージェント、投資顧問会社を運営している。今回の買収は、ムーンペイがペイパル(PayPal)およびM0とともに、ステーブルコインを基盤とする商品を構築する企業向けプラットフォームに取り組んできたことに続くもので、トークン化された実物資産を支援する広範な取り組みを反映している。両社の取締役会は買収を全会一致で承認したが、規制当局の承認と通常のクロージング条件を満たすことが前提となる。