Paxos Labs、金連動トークン「PAXGy」発行 PAXG償還量の増加狙う

  • Paxos Labsは、機関投資家向け金リースを活用するPAX Gold連動トークン「PAXGy」を発行した。
  • PAXGyの収益は、トークン残高の増加ではなく、PAXGとの交換レートを通じて積み上がる。
  • Paxos Labsによると、借り手の債務不履行や準備戦略の損失によって、PAXGyからPAXGへの交換レートが低下する可能性がある。

Paxos Labsは2026年9月24日、金準備が機関投資家向け金リースで収益を得るのに伴い、PAXGy保有者が償還で受け取れるPAXGの量を増やす設計のPAX Gold連動トークン「PAXGy」を発行した。ユーザーはPAXGを預け入れるか、対応するステーブルコインをPAXGyに交換できる。収益はウォレット内のトークン数が増えるのではなく、PAXGyからPAXGへの交換レートの上昇を通じて積み上がる。Paxos Labsによると、準備資産は精製業者、宝飾品メーカー、鉱山会社、地金銀行など、審査済みの機関投資家向け金の借り手に預ける。今回の発行は、これまで大口の最低取引額や地金銀行との関係、専門的な決済システムに依存してきた貸し出し市場へのアクセスをトークン保有者に提供することを目指す。Paxos Labsは、上場投資信託(ETF)を通じて約5300億ドルの金が保有されている一方、トークン化された金の時価総額は50億ドルを超え、2026年第1四半期の取引量は907億ドルに達したと推計している。PAXGyはOKX Gold Earn、X Layer、0x、ユニスワップ、Ether.Fiを通じて発行され、対応ネットワーク間の移転ではチェーンリンクの「クロスチェーン相互運用性プロトコル(CCIP)」が唯一のメッセージングプロバイダーとなる。この商品には信用リスク、流動性リスク、市場リスクがある。借り手の債務不履行や準備戦略の損失によってPAXGyからPAXGへの交換レートが低下する可能性があるほか、レートが上昇しても金価格の下落によってドルベースの利益が消失する可能性がある。

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