カンザスシティー連銀の製造業生産指数は2026年9月、耐久財・非耐久財の活動が強まり、17から20に上昇した。2022年4月以来の高水準で、プラスチック・ゴム製品と家具関連製品が伸びを主導した。出荷は17から21に上昇し、新規受注は16から24に増加。いずれも数カ月ぶりの高水準となった。雇用は2カ月連続で変わらなかった一方、原材料価格の上昇圧力は強まった。前年同月比では、生産指数は小幅に低下して19となった。出荷は13から23に増加し、新規受注は23から22に低下、雇用は5から-3に落ち込んだ。6カ月先の見通しは拡大圏を維持したものの、指数は20から9に低下した。カンザスシティー連銀総合指数も10から14に上昇し、予想の8.5を上回った。米財務省が長期債を最大60億ドル購入する計画を発表するなかでの上昇となった。市場では、地域製造業のデータ改善を2026年の米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げの可能性を支える材料と受け止めているが、今後の判断は引き続き、経済情勢全般やインフレ、雇用統計に左右される。