マキシマイズ・マーケット・リサーチによると、世界の自己免疫疾患治療市場は2025年の1766億ドルから、2034年には3219億5000万ドルに拡大する見通しである。2026〜2034年の年平均成長率は6.9%と見込まれている。レポートは、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、多発性硬化症、1型糖尿病、乾癬、炎症性腸疾患などの自己免疫疾患に加え、医薬品、診断機器、治療・モニタリング機器、理学療法を対象としている。2025年は北米が最大の市場シェアを占め、アジア太平洋地域は高成長地域と位置付けられた。生物学的製剤、免疫抑制薬、モノクローナル抗体、標的療法、バイオシミラー、精密医療、バイオマーカーに基づく治療の普及が市場拡大を支えている。一方、高額な費用、長期治療、償還の制約、専門医へのアクセス格差が引き続き市場の制約となっている。なお、本記録で過去に引用された別のデルブインサイトのレポートは、2025年の市場規模を約1330億ドル、2034年を2550億ドルと推計しており、市場の定義や手法の違いが浮き彫りになっている。