マクドナルドは2026年9月23日、シカゴで開催した投資家向け説明会で成長戦略「McDonald’s Next」を発表した。クリス・ケンプチンスキーCEOは、インフレの高止まりと業界全体の来店客数がほぼ横ばいであることについて、一時的な減速ではなく、同社の新たな基準として捉えるべきだと述べた。計画では、2030年までに世界のチキンおよび飲料市場でのシェアをそれぞれ1.5ポイント拡大することを目指す。4万6000店超の店舗を刷新し、2036年までに最大85億ドルをフランチャイズ加盟店に支援する。支援額は2030年までにおよそ50億ドルに上る。メニューでは、プロテインボウル、バーガーボウル、グリルドチキンのスナックラップ、エッグバイツ、手作り衣のチキンなどを試験導入するほか、飲料の品ぞろえとコーヒーのカスタマイズも拡充する。さらに、在庫管理、シフト作成、注文受付向けの技術刷新、店舗レイアウトの更新、段階制ロイヤルティープログラム、人工知能(AI)ツールの導入も計画している。今回の戦略発表を迎えた時点で、第2四半期の米国既存店売上高は0.8%増、7月の既存店売上高は小幅なマイナスとなった。世界の既存店売上高の伸びは、前年同期の3.8%から1.3%に減速し、5万店体制の目標時期は2027年末から2028年に延期された。投資家向け説明会当日、株価は5%近く下落し、年初来では22%安となった。ただ、先に出た報道では午後の下落率を6%としていた。