Ondo Finance売却巡る動き、創業者死去後の経営権争いで真偽対立

  • ネイサン・オールマン氏の死去後、Ondo Financeは買い手候補に売却を持ちかけられたもようだ。
  • Ondoのトークン化商品全体の運用額は38億ドルを超える。
  • オールマン氏の遺産側は経営権を巡り、暫定CEOのイアン・デ・ボーデ氏を提訴した。

Ondo Financeは、創業者兼CEOのネイサン・オールマン氏が5月25日に遺言を残さず突然死した後、買い手候補に売却を持ちかけられたもようだ。事情を知る3人が明らかにした。誰が売却の働きかけを始めたのかは不明で、Ondoは買い手を探したことも、売却協議に入ったこともないと否定した。オールマン氏の支配株とONDOトークンは、遺産相続手続きを経て両親のキャスリーン・オールマン氏とローレンス・オールマン氏に移った。遺産側は8月初旬、暫定CEOのイアン・デ・ボーデ氏を提訴し、違法な権力掌握と金銭の奪取を図ったと主張。経営権を巡る対立が激化している。裁判所命令により、デ・ボーデ氏は日常業務の運営を認められているが、争いが続く間は大幅な変更を禁じられている。法廷闘争を受け、報じられていた売却協議は事実上停止した。元ゴールドマン・サックス幹部が2021年に設立したニューヨーク拠点のOndoは、米国債と株式のトークン化商品を提供しており、商品全体の運用額は38億ドルを超える。同社のOUSGファンドはブラックロックのトークン化ファンド「BUIDL」に投資している。

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