ノボ・ノルディスクは、セマグルチドの特許を巡る圧力やイーライ・リリーとの競争、調剤薬、米国の薬価を巡る懸念が見通しの重しとなるなか、糖尿病・肥満症以外にも医薬品開発戦略を広げている。2026年のキャピタル・マーケッツ・デーで同社は、2030年までに複数の適応症で大型製品となる医薬品を5つ超投入し、2035年までにリスク調整後の開発パイプライン売上高として1500億デンマーククローネ(約230億6000万ドル)超を創出する目標を示した。今回の説明では、この目標を従来「年間ピーク売上高230億ドル」としていた記述が改められている。ノボは追加的な小規模買収を検討しており、肥満症、2型糖尿病、その他の心血管・代謝疾患を対象とする最大5つのペプチド医薬品プログラムについて、Nanexaと世界独占ライセンス契約を締結した。このライセンス契約により、Nanexaは最大11億6500万ユーロを受け取る可能性がある。発表時点でノボ株は0.26%安の38.52ドルだった。