イランのアッバス・アラグチ外相は、米国が6月の覚書に盛り込まれた条件を履行すれば、7日以内にホルムズ海峡を再開できると、ニューヨークの国連本部で述べた。計画はカタールを通じて伝達され、米政府当局者は、核問題を含む仲介協議は前向きだったと明らかにした。6月18日の14項目の合意は、軍事作戦の停止、制裁緩和、米国による海上封鎖の終了、さらに商船が海峡を安全に航行できるようイランが取り組むことを求めていたが、双方が攻撃を再開したことで崩壊した。イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は、交渉による取り決めの一環として、国連の核査察官の入国を認めると述べた。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、ドナルド・トランプ大統領が提案を拒否し、爆撃の再開が見込まれるとみていると報じた。ただ、米政府は公式な回答を出していない。戦争前には世界の原油と液化天然ガスの流通量の約20%を扱っていたホルムズ海峡の封鎖で、エネルギー市場は不安定化している。ロイターが引用したKplerのデータによると、直近10日間の平均通航数は1日約18隻で、一部の日には9隻まで減少した。ビットコインは8月中旬以降に2万ドル上昇し、8万7000ドルを上回っていたが、紛争再燃への懸念から、本稿執筆時点では8万4000ドルまで反落した。