人工超知能アライアンスのFETは0.19ドルから反発し、0.20ドルを回復したうえ、0.23ドル近辺の3カ月ぶり高値に達した。本稿執筆時点では0.229ドル前後で取引され、24時間で16%上昇した。取引量は44%増加し、日次売買高は3カ月ぶりの高水準となる6100万ドルに達した。現物市場のデータは需要の強まりを示した。コイナライズによると、現物買い取引量は1億2300万FET、デルタは900万FETを上回り、計測対象となった市場全体で買いが売りを上回った。クリプトクオンツのデータでも、2日連続でプラスとなった後、取引所ネットフローが約マイナス24万1000FETに転じた。取引所に流入したトークンよりも、流出したトークンの方が多かったことを示している。デリバティブ取引も増加し、取引量は63%増の2億7200万ドル、建玉(未決済の先物ポジションの価値)は21%増の1億2500万ドルとなった。バイナンスのトレーダーのロング・ショート比率は2を上回ったが、全体の比率は1を下回った。強気のポジション構築がデリバティブ市場全体に広がっていないことを示している。方向性指標とFETの相対力指数(RSI、モメンタムを測る指標)は引き続き強気を示した。現物需要が続けば、FETは0.23ドルを維持し、0.28ドルに向かう可能性がある。一方、利益確定売りが再開すれば、0.20ドルを再び試す展開となる可能性がある。