米商務省の速報値によると、米国製耐久財の新規受注は2026年8月、前月比で実質横ばいの3386億ドルとなった。7月の0.9%増に続き、前月から1億ドル減少した。市場予想は0.3%減だったため、結果は予想を上回った。輸送機器の受注は0.6%減少し、非国防航空機・部品と自動車・部品の減少が響いた。加工金属製品も1.3%減少した。輸送機器を除く受注は0.3%増加したが、今回の速報値と市場予想との修正後の比較について、原資料はこの数値以外を示していない。非国防資本財から航空機を除いた受注は、企業の設備投資を測る注目指標で、7月の上方修正後の0.6%増に続き、1.6%増加した。エコノミスト予想の0.5%増を上回った。同項目の出荷は7月の1.4%増に続き、0.6%増加した。設備投資は2四半期連続で2桁の伸びを記録しており、主に人工知能(AI)インフラへの支出が支えている。一方、エコノミストは、原油価格や金利、長期米国債利回りの上昇が、AI関連以外の製造業の重しとなる可能性を指摘した。予想を上回るデータを受けても、金価格は1オンス4300ドル前後で安定していた。