ステーブルコイン預金に部分準備銀行の原則を取り入れたオンチェーンプロトコルのinfiniFiは、Electric Capitalが主導するシードラウンドで、2026年9月23日に300万ドル超を調達した。今回の資金調達は、2025年2月に完了した応募超過の300万ドルのプレシードラウンドに続くもので、外部調達額は600万ドルを超えた。2025年6月の一般公開以降、同プロトコルは預金者に900万ドル超の利回りを生み出し、預かり資産総額(TVL)は過去最高の1億8000万ドルに達したとしている。2026年9月下旬時点のTVLは、同社の数値で5000万ドル超、DefiLlamaでは約4980万ドルである。新たな資金は、プロトコル開発、統合、マルチチェーン展開、プロダクトの展開に充てる予定で、2026年第4四半期に予定するトークン発行イベントに先立って活用する。infiniFiはiUSDの受取トークンを使い、流動性のあるsiUSDポジションと、ジュニア層に当たる期間ロック型のliUSDポジションを分離している。リターンはレバレッジではなく、満期のマッチングを通じて生み出される。今後提供するinfiniFi Primeは、金融機関が運用するプライベートクレジットとオンチェーン利回りを、ネオバンクや消費者向け金融アプリを通じて分配する設計である。