米国の超党派議員グループは金曜日、AIデータセンターで光ファイバーケーブルを通じてデータを送信する機器である中国製光トランシーバーを、連邦政府が機微なシステムに搭載することを阻止する法案を提出した。共和党のジョン・コーニン氏とデーブ・マコーミック氏、民主党のジョン・フェッターマン氏とルーベン・ガレゴ氏が法案を共同提出し、中国のEoptolinkとZhongji Innolightが製造する製品を対象とする。支持者は、これらの機器によって中国政府が米国のAIツールやクラウドサービスへのアクセスを妨害する手段を得る可能性があると主張している。今回の提案は、AIインフラに不可欠とみなされる市場で支配的な地位を占める中国サプライヤーへの圧力を一段と強めるものだ。一方、米テクノロジー企業は、中国のサプライヤーを締め出せば、ハイパースケーラー(大規模なクラウド・インターネット企業)が代替品を探す中、米国のAIデータセンター整備が遅れる恐れがあると警告している。情報技術産業協議会は8月13日、光トランシーバーを貿易ブラックリストに掲載しないようFCC(米通信規制当局)に要請した。データセンター整備や米国のAI分野での優位に影響が及ぶ可能性を理由に挙げた。Foundation for American Innovationの報告書によると、米国のサプライヤーであるCoherentとLumentumは競争力のある技術を提供しているものの、中国企業に取って代わる規模には達していない。法案が承認されれば、政府には対応のため5年間の猶予が与えられ、商務長官と国防長官には対象企業を追加する権限が認められる。