ライトコインは直近の取引で16%超急騰し、8カ月ぶりの高値となる75ドル近辺まで上昇した。60~62ドルのレジスタンスゾーンを上抜け、年初来の大半で価格を抑えてきたレンジも突破した。取引量は2026年で最大となった。米国の現物ライトコインETFの保有高は過去最高の17万5000LTCに達した。直近の取引では、カナリー・キャピタルのLTCCに約3万9000LTC(280万ドル相当)が追加された。先物建玉は約6億7000万ドルに増加し、2026年1月に記録した年初来高値の約6億9000万ドルに迫った。48時間で約1億4000万ドル、1週間で2億7000万ドルが積み上がった。LTC建ての指標は7日間で25%上昇しており、トレーダーが単に担保価値の上昇による恩恵を受けたのではなく、合成ポジションを積み増していたことを示している。ライトコインは以前、1月に先物建玉がピークに達した後、80ドルから約53ドルまで下落した。今回の上昇で、62.09ドルと67.47ドルに位置するフィボナッチ・リトレースメントの50%と61.8%の水準を突破し、75~76ドルを試している。日足終値でこの水準を維持すれば、次は80ドル、さらに84~85ドルが視野に入る可能性がある。サポートはまず67~70ドル、その下が60~62ドルにある。56.70ドルを下回れば強気の相場構造が弱まり、50~54ドルのレンジまで下落する可能性がある。RSIは81に達し、買われ過ぎを示しているが、直ちに弱気ダイバージェンスが生じているわけではない。LitVMは、ライトコインを基盤とした決済とゼロ知識技術を用い、ライトコインによって安全性を確保するEVM互換ロールアップの開発も進めている。DeFi(分散型金融)、トークン化資産などのWeb3アプリケーションを対象とするLiteForgeテストネットは稼働中である。レバレッジの拡大により、上昇の勢いが鈍化すれば急激な清算に見舞われるリスクが高まっている。