米FDIC、Polymarketの銀行破綻予測契約を監視 預金流出を警戒

  • FDIC、4つの大手銀行の破綻の可能性を対象とするPolymarketの契約を監視。
  • 年末までの特定銀行の破綻を予測する契約で、7万6000ドルが取引された。
  • FDIC当局者、既存の倫理規則が職員のインサイダー取引をすでに禁じていると判断。

米連邦預金保険公社(FDIC)は、ウェルズ・ファーゴ、JPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ、ドイツ銀行など大手銀行が破綻するかどうかを対象とするPolymarketの契約を監視している。ブルームバーグによると、9月25日時点で規制当局や議員は、現在の取引量よりも、契約が預金者の行動に影響を与え、流動性危機や取り付けを引き起こす可能性を懸念している。年末までの破綻を対象とする契約の取引額は約7万6000ドルに上る一方、7月に期限を迎えた以前の契約シリーズでは約59万1000ドルを記録した。FDIC当局者は、職員が公表されていない情報を利用して取引することを、既存の倫理規則がすでに禁じていると判断した。対象には、同機関の機密扱いである問題銀行リストに関する情報も含まれる。FDICのトラビス・ヒル暫定議長は、銀行破綻の時期を巡る投機に警告する一方、予測市場が金融リスクの監視に役立つ可能性も認めている。Polymarketは、こうした市場が情報の非対称性を縮小し、一般投資家にリアルタイムのシグナルを提供すると主張している。そうしたシグナルは、根拠のない懸念を払拭することにもつながるという。契約を提供しているのは、米国のトレーダーを締め出しているPolymarketの国外プラットフォームのみである。米商品先物取引委員会(CFTC)の監督下にある米国向けプラットフォームでは、個別銀行の破綻契約を扱っていない。Kalshiも、こうした商品は不適切だとして取り扱いを拒否している。

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