ドナルド・トランプ大統領の支持率は32%に低下し、政治家としてのキャリアで最低となった。生活費、燃料価格の上昇、イラン戦争を巡って共和党支持が弱まったことが背景にある。9月21日に公表されたロイター/イプソスの成人1277人を対象とする世論調査では、生活費対策を支持した回答者は17%にとどまった。生活費は、11月の投票で最も重要な争点だと回答者が指摘した問題である。一方、82%は紛争が長期化すると予想した。最新のロイター/イプソス調査では、トランプ大統領の職務遂行を支持した共和党支持者は73%で、前週の82%、2026年1月の86%、2期目の就任直後の91%から低下した。1月以降、共和党支持者によるトランプ大統領の経済運営への評価は24ポイント低下して56%となり、生活費対策への評価も26ポイント低下して44%となった。トランプ大統領による習近平中国国家主席との3日間の会談と国連演説により、外交問題は政治日程の中心にとどまった。一方、共和党候補者はイラン戦争と距離を置き、有権者は食料品、ガソリン、医療、借入コストに注目した。クイニピアック大学の世論調査では、経済とイラン戦争を巡るトランプ大統領の対応を支持しない人が約3分の2に上った。また、有権者が下院の支配をどの党に委ねたいかでは、民主党が49%、共和党が38%と、民主党がリードした。最新のNPR/PBSニュース/マリスト世論調査では、議会選挙でトランプ大統領への反対票を主な目的とすると回答した人が45%に上り、トランプ大統領への支持票を主な目的とする人は24%だった。アナリストや共和党の戦略担当者の間では、経済への不満が共和党の投票率を押し下げるのか、それともトランプ政権下での改善を強調することで対抗できるのかを巡り、見方が分かれた。