AMD、AI半導体需要で時価総額1兆ドル突破

  • AMD、2026年9月21日に初めて時価総額1兆ドルを突破
  • AMD株は約10%上昇し、日中に約616ドル、終値は約613ドルに達した
  • AMD、時価総額1兆ドルを超えた米半導体企業として4社目に

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は2026年9月21日、初めて時価総額が1兆ドルを超え、同水準に達した米半導体企業として4社目となった。AMD株は1営業日で約10%上昇し、日中には約616ドルに達した後、約613ドルで取引を終えた。2026年の株価上昇率は約180〜187%に達し、約21〜23%だったエヌビディアを大きく上回った。ただ、エヌビディアの時価総額は約5.4兆ドルと、依然としてAMDを大きく上回る。AMDの第2四半期売上高は前年同期比50%増の115億4000万ドルとなり、データセンター部門の売上高は2倍超の67億ドルに増えた。EPYCサーバーCPUとInstinct GPUは、メタ、マイクロソフト、オープンAI、アンスロピックなどの顧客による大規模なAIの学習・推論に導入されている。メタはAMDの総売上高の約5.5%を占め、アンスロピックはAMDのMI450 GPUを巡る野心的な計画を持つ。AMDは依然としてエヌビディアへの挑戦者であり、エヌビディアのH100およびBlackwellチップとCUDAソフトウエア・エコシステムは、AIインフラで強固な地位を保っている。AMDは、成熟が進むROCmソフトウエアスタックを支えに、ハイパースケーラーに新たな供給元を提供することで成長を目指している。データセンター事業の急速な拡大と顧客集中は、比較対象となる実績が大きくなるなかで重要な論点として残る。

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