アーベのDeFi(分散型金融)エコシステムは、創設者のスタニ・クレコフ氏が9月26日、約477万ドル相当の3万900AAVEをユニスワップのAAVE流動性プールに移動したことで強まった。取引活動を支える市場の厚みが増した。AAVEは6月の局所安値である58ドル近辺から回復していた。DeFi全体に預け入れられたトークン化商品の総額は1億3330万ドルに達し、アーベではV2、V3、V4を合わせて5130万ドルを占めた。アーベとユニスワップで、報告された預け入れ額の約86%を占めた。ファンダメンタルズの改善を示す状況に対し、供給面は課題となった。CryptoQuantによると、24時間でAAVEの取引所保有高は7.59%増加し、約4億1520万ドルとなった。AAVEはすでに6月の安値から約2.7倍上昇しており、保有者が利益確定を検討する中、取引所で利用可能な供給量の重要性が増している可能性がある。日足チャートでは、AAVEは147.64ドルを上抜け、かつてのレンジ上限をサポートに転換した後、154.39ドルに向けて上昇した。RSI(相対力指数、モメンタムを測る指標)は66.61に上昇し、シグナル平均の59.95を上回ったものの、買われ過ぎの基準である70は下回っている。160ドルを上抜ければ180ドル台が視野に入る一方、147.64ドルを割り込めば、ブレイクアウトが弱まり、トークンは以前の持ち合いレンジに戻る可能性がある。バイナンスの清算ヒートマップでは、約154ドルの取引水準を上回る157〜162ドル付近に清算クラスターが確認されたほか、価格の下方では151ドルと148ドル付近に流動性が集中していた。