バイナンスは私募増資を通じてサークルに1億ドルを出資し、同社のプラットフォーム、特に新興市場でのUSDC流通拡大に向けた5年間の商業契約を更新した。バイナンスはサークルのクラスA株123万7011株を1株当たり80.84ドルで取得し、取引は9月17日に完了した。サークルは9月22日、出資と提携更新を明らかにした。契約に基づき、サークルはModular Smart Contract Wallet基盤を通じて保有される適格なUSDC残高に応じ、バイナンスに毎月インセンティブを支払う。バイナンスは自社プラットフォームでUSDCを推進する。今回の契約は、2024年11月と2025年8月に締結された契約に取って代わるもので、バイナンスのUSDC現物市場を140から329に増やすのに寄与した関係をさらに発展させる。コインデスクが引用したKaikoのデータによると、バイナンスは2026年、1日当たりおよそ50億~100億ドルのUSDC現物取引を扱った。USDCの時価総額は9月23日時点で約753億ドルに達した。一方、テザーのUSDTは9月26日時点で約1838億ドルだった。アナリストは、今回の取り決めがサークルの流通網と競争力を強化すると指摘する一方、確立されたUSDTの流動性と取引での利用を短期間で置き換える可能性は低いとみている。サークルは「Arc」ブロックチェーン、OKXとの提携、計画中のタザペイ株式4億ドル取得、Circle Payments Networkを通じてもUSDC基盤を拡大している。